豚バラブロックでベーコンを手作りする【しゅみのみ】

料理

こんにちは!

冬真っただ中は雪は降るし、乾燥もするし、何より寒い!!

でも、そんな時期だからおいしいものが作れます!

意外と簡単 ベーコンづくり!

おなじみの食材であるベーコンですが、お店で買うだけじゃなく手作りでできてしまいます。乾燥する冬だからこそ外で乾燥させる工程ができこの時期に作るにははぴったりです。

自粛生活で家にいる時間が増え、また、飲みに行く機会が減り、お家で飲むことも増えると思います。そんなときに少し手間をかけて自分好みのベーコンを作って飲むなんて素敵。。。

それではつくっていきます!

材料

  • 豚バラブロック 1kg
  • 塩 肉の4% 40g
  • 三温糖 肉の2% 20g
  • 酒 お好きなものを適量 今回はボウモア使用
  • スパイス(黒コショウ、ローリエ、ローズマリー)

大まかな流れ

  • 塩漬け 1週間
  • 塩抜き 8時間
  • 乾燥 1晩
  • 燻製 2時間

塩漬け

塩が均等に入るように、豚バラ肉に穴をあけていきます。フォークを使って表裏、横などたくさん開けましょう。結構気持ちいいです。

いい感じに穴を開けたら塩と三温糖をお肉全体にすり込んでいきます。

しっかりとすり込めたら、ジップロックへ入れてスパイスとお酒を入れます。

お酒はなくてもいいですし、お好きなものを入れると違いが出て面白いと思います。今回はスモーキーな香りのスコッチであるボウモアを使ってみました。

これを冷蔵庫に入れ1週間塩漬けします。たまに上下をひっくり返してあげてください。

塩抜き・風乾

1週間後のお肉を流水で塩抜きします。

約8時間端っこを切って焼いて味見をしながらやってみるといい感じの塩加減になります。

燻製をするときに水分があると煙が溶け込んで酸っぱくなったりとうまくできない要因となります。ネットなどに入れて風を当てて乾燥させます。一晩外に置いておきます。乾燥する冬だからできることです。

気温が高かったり、ネットがないときなんかはするときは脱水シートを使いましょう。

燻製

しっかり表面が乾いたらいよいよ燻製です。愛用している、いぶし処という燻製機を使用します。S字フックで肉を固定して燻製機にセットします。

そして今回使うウッドはウィスキーオーク。味付けにもウィスキーを使っているので合わせて選んでみました。基本的には桜を使うといいかもです。

2時間燻製していくので写真のウッドの3分の2を使用していきます。お皿にセットし着火していきます。しっかり火を点けるにはにはバーナーを使用しましょう。チャッカマンとかだとうまくつかないことがあります。

ウッドの端っこに火をつけて、もくもくと煙が出てきたら、燻製機のふたを閉め後は待つだけ。最初は火が消えていないか・煙が出ているかを見てあげましょう。

そして待つこと2時間・・・

オープン!そしてみてコレ!

いい感じの色!まさにベーコン色!

どんな燻製でも同じですが出来立てはまだ煙の香りが落ち着いていないため、風に当ててまた乾燥していきます。一晩また寒空に当てて乾燥させました。

時間をかけておいしくするのです。

実食

いい感じにベーコンですねぇ。

最初はシンプルに焼いて食べます。

焼いたときに出るにおいがまさにベーコン。そりゃそうなんだけど、自分で作ったものがまさにベーコンのにおいがするとすごく感動なんです。

いい感じにカリカリになるまで焼いていくと、キッチンがベーコンの焼けるにおいで充満してきます。酒が飲みたくなってくる!

ということで、今回はハイボールを作って飲んでいきます。デュワーズというスコッチで作りました。

カリカリに見えて口に入れるとバラ肉のうまみのある油が口いっぱいに広がります。そして燻製の香り!ウイスキーオークと味付けにウイスキーを入れたのでかなり香りが来て食欲をそそられます。

それをハイボールで流し込む!油をさわやかな炭酸ですっと流し込み相性は抜群。ビールや酎ハイと合わせてももちろんジュースやノンアルでも。

残りは分割して冷凍しました。

今回は焼いただけですが、ポテトサラダやベーコンエッグ、サンドイッチやアスパラ巻きなどいろんなレシピに使えるので是非お試しください。また、しょっぱくなってしまった場合などはサラダに乗せたり、ポトフやリエットに使ったりと調味料として使えばOKです。

※注意点として燻製では火は通っていないので加熱せず食べることはしないようにしてください。

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